札幌市農業体験交流施設であるサッポロさとらんど(通称:さとらんど)は、都市と農業の共存を目指して整備された田園テーマパークです。SLバスをはじめ、貸し自転車、馬車、引き馬、ふわふわドーム、木製遊具、手作り体験、収穫体験、工場見学など1日いっぱい遊べます。芝生も広くボール遊びオススメです。入場料・駐車場ともに無料。
また、例年1月初旬から2月下旬までは、無料のソリ山や雪だるま広場、バナナボート、チューブ、トラクター遊覧車など冬遊びが体験できます。
さとらんどセンター
さとらんど内にあるさとらんどセンターでは、バターやソーセージの手づくり体験を行っている他、レストランや売店、絵本が揃った情報室、授乳室も完備しています。無料で自由に出入りできます。
さとらんどセンター案内所。
さとらんどでその日に実施されているイベントが掲載されています。
さとらんどセンター2Fから。吹き抜けになっています。
センター奥には和室とテーブル椅子席の2つの休憩室があり自由に使う事ができるので便利です。ただ、貸切の場合などは利用できません。また、休憩スペースは園内各所にベンチがある他、芝生も利用可能です。
和室の休憩所内。
親子休憩室。
さとらんどセンター内に無料のコインロッカー(使用後コイン返却式)があります。
水飲み場。
2階はテラスになっていて、ベンチがあります。ここから、さとらんど全体を見渡すことができます。
売店を兼ねた雪印パーラー。
アイスクリームとジェラートの種類が多い。
他に、おもちゃをはじめ、外遊びグッズなど様々な商品を販売しています。
2Fのレストランはるにれでは、北海道名物スープカレーや季節折々のメニューがあります。お子様ランチもあり。道産食材を使っていて、予想以上に美味しい。子供用椅子の数に限りがあるので、食券購入前に昼食時は先に席と椅子の確保をオススメします。また、食券を購入した後は、係の人に渡すのを忘れずに。
レストランはるにれのメニュー。お子様ランチもあります。
2階には札幌の野菜に関する情報版。
スタンプは1階にあります。
手づくり体験料理実習室
さとらんどセンターで、バターやソーセージを手づくり体験できる料理実習室。季節によってはアイスクリームやそば打ち、味噌、豆腐、生キャラメルなども。
おもしろ情報室
おもしろ情報室は、さとらんどセンター2階にあります。自由に出入りできます。
中に入るとこんな感じです。
人力稲刈器、籾摺機、和犂、唐箕、足踏脱穀機、縄ない機、カルチベーターなど明治、大正時代に使われていた昔の農作機械を展示しています。
さとらんどの遺跡紹介コーナー。
図書コーナーには園芸や農作関連の専門書がずらり。尚、本の貸出はしていません。
絵本も沢山あります。
パソコン学習コーナーでは、さっぽろしらべるネット(インターネット非接続)でマウスで調べたい作物の農業書や専門書のページが表示される仕組みです。内容は、作物の栽培方法やおもしろ実験、料理の仕方など。小さい子供でも、マウスで簡単に操作できます。写真が面白いので結構はまります。
おもしろビデオコーナー
SLバス
さとらんどセンターとさとらんど交流館を結ぶSLバス。1周3.6kmの距離を約30分、さとらんどセンター、体験農園、さとらんど交流館、みのりの家、さとらんどセンターを周回します。トマト号、ポテト号の2種類あり、夏期営業期間(4月29日~11月3日)、毎日運行しています。料金(1周)は、大人300円、小人150円。
そのまま1周するのもいいですが、1周のうち2回のみ途中下車可能なので、普段は子供連れだと遠く感じる「さとらんど交流館」や「みのりの里」で一度降りて楽しんだ後に再乗車がオススメです。2台が周遊しているので、15分程度でまた再乗車可能です。
ベビーカーはそのまま乗車できませんが、折り畳んでSLバス内に持ち込む事は可能です。
SLバストマト号
SLバスポテト号
乗り物の利用案内
レンタサイクル
子供と一緒に家族で仲良くレンタサイクル。一番人気の4輪自転車をはじめ、2輪自転車子供用、2輪自転車大人用、おもしろ自転車など100台以上をレンタルしています。4輪自転車は1時間300円、2輪自転車は1自転車100円。夏期営業期間(4月29日~11月3日)、毎日利用可能です。
4輪自転車47台、2輪子供用自転車(18インチ5台・20インチ10台・22インチ5台 ※いずれも補助輪なし)、2輪自転車大人用20台(24インチ)小合計87台。4輪自転車は特に土日祝が混み合います。レンタル時間が定められているので、おおよその待ち時間が把握できます。待っている間は、周辺散策もしてみましょう。1時間あるので、さとらんど交流館、ふわふわどーむ、体験農園、ふれあい牧場など遠くに行くこともできます。
4輪自転車には幼児用シートがあります。
後ろから見るとこんな感じ。小さい子供も楽しい事でしょう。
幼児シートが2ついた4輪自転車。
レンタサイクル券。尚、手書きされている「6」の数字は「6号車」という意味です。利用中は必ず保管しましょう。園内に同じ自転車が走っているので、乗り降りする際に確認必須です。
レンタサイクルの車体番号は正面と側面に記載してあります。
レンタサイクルの注意書き、その1。
レンタサイクルの注意書き、その2。
おもしろ自転車
1回300円で30分間乗り放題、ユニークな形の自転車を選んで周遊できるおもしろ自転車。コースは一方通行で、スピードの出しすぎや蛇行運転は禁止です。4月29日~10月10日の土日祝、また夏休み期間中は毎日営業しています。時間は10:00~16:30(最終受付16:00)。3才未満のお子様は保護者同伴での利用になります。尚、レンタサイクルを使って、おもしろ自転車を利用しに、レンタサイクルが時間超過(1時間まで)するので一度返却をオススメします。
料金は小学生以上30分1人300円。小学生未満の未就学児は成人1人につき無料となります。親子で楽しめます。
おもしろ自転車は、三輪車、四輪車タイプなので3歳くらいであれば1人で乗れます。足元を見ながら、自転車はこういうものなのかと理解しながら乗ります。1周数分なので、目安で5~6周できます。
後ろから見るとこんな感じです。
おもしろ自転車は券売所前に並んでいます。1人乗り用をはじめ、複数で乗れるおもしろ自転車も多くあります。コーヒーカップ型の自転車は人気も高いようです。
係員の方(緑色の帽子が目印)が常駐していて、好きな自転車を好きなタイミングで借りることができ、コースを1周後に再度好きな自転車を借りることができます。
おもしろ自転車の種類は豊富。台数は全部で50台ほど。写真以外にも多数あります。
おもしろ自転車の券売所。発券所にある丸い時計を利用時間として使う時計です。
こちらは2016年までのおもしろ自転車の券売所。2017年にリニューアルされました。
おもしろ自転車券。支払いの際に係員の方から手渡されます。30分経過後、券を返却します。
子供だけでも利用可能(成人1人につき小学生未満無料)です。ただし、入場券を持っていない保護者はコース内に入ることはできません。
コースは一方通行で幅が広くできているので、並走しやすいのも特徴です。
券売所横にある休憩スペースのベンチで1周してくる我が子を見守るのも良いでしょう。
コースは逸脱しにくい構造になっています。
木陰道を走るおもしろ自転車。
コースの一番奥から見るおもしろ自転車の券売所の周辺。
他の公園ではレンタルしていないようなおもしろ自転車も。
手前はうさぎ型、奥には野菜型のおもしろ自転車。こういう時には苦手な野菜のおもしろ自転車へ乗車させてみましょう。
バナナ型と犬型のおもしろ自転車。わりと小さめです。
ニモ型のおもしろ自転車。
犬型のおもしろ自転車。
ゴーカート型のおもしろ自転車。
イルカ型のおもしろ自転車。
茄子型のおもしろ自転車。
これ結構重い。
連結もできるので大勢でも一緒に楽しめます。
4人乗り自転車。
コーヒーカップ型自転車や走るとクルクルと回転する自転車も。
自転車の種類は豊富で選ぶのも楽しい。
2人乗りのパンダ型のおもしろ自転車。後ろから見るとこんな感じ。
横並びしている犬型のおもしろ自転車。
2人乗り、距離が近くていいですよね。
馬車・引き馬
パカパカと蹄の音を聞きながら馬車でさとらんど内を周遊。園内周遊馬車は、夏期営業期間(4月29日~11月3日)に運行していて園内1,200mを約15分かけてのんびりと周遊します。10:30~11:30、13:30~15:30の間を30分間隔で運行しています。料金(1周)は大人400円、小人200円です。14名程度乗車できます。
ふれあい牧場にて係員が引く馬に乗ってコース内を5分かけて1周します。小人は5歳から体験できます。10:30~11:30、13:30~16:00で随時OK。夏期営業期間(4月29日~11月3日)のみ。料金(1周)は、大人400円、小人200円。
風のはらっぱと木製遊具
さとらんどセンター前にはも思いっきり遊び尽くせる風のはらっぱがあります。
風のはらっぱは、広い芝生なので小さい子供も走り放題。歩き始めの小さい子供にとっても走ったり、ボール遊びをしたりしやすい環境です。
広いのでボールを思いっきり蹴ったりして楽しめます。
スプリンクラーも子供にとっては水遊びのひとつですね。
大きい木製遊具。遊べる遊具が豊富です。
木製遊具の外側。
ネットクライミングや吊橋など大きな遊具です。
木製遊具の中。小さい子供は十分楽しめます。
木製遊具の中。
長い滑り台。
広場からは丘珠空港へ降り立つ飛行機の姿も。
秋になると紅葉も楽しめるさとらんど。遊んだ後はしっかり、片付けをしておきましょう。
足で蹴ってみたり。
埋もれたみたり。
ときの広場
大きな時計塔が目印の広場「ときの広場」。風のはらっぱとの間にある「さとの池」にはアイガモがいます。また、広場には、2001年8月15日に封されたタイムカプセル。
タイムカプセルの開封は2050年8月15日。
ラベンダーの丘
さとらんどのラベンダーの丘は、毎年7月中旬から下旬頃が見頃となります。一面のラベンダーが広がります。SLバスや レンタサイクル、馬車から見るのも楽しい。
ラベンダー畑から見るトマト号。
さとらんど交流館
各種イベントを開催する多目的ホールや調理室を備えた施設です。 自動販売機やロッカー、授乳室などを備え、休憩所としても ご利用できます。
さとらんど交流館では様々なイベントが開催されます。
さとらんど市場
さとらんど交流館にあるさとらんど市場では、地産地消ブランド「さっぽろハーベストランド」のPR展開をし、石狩管内の農畜産物とその地域の情報を発信しています。
さとらんど市場のおすすめレシピ。無料です。
ふわふわドーム
さとらんど交流館の隣にある小学生以下を対象とした無料のふわふわドーム。靴を脱いで周りに気をつけながら全身を使って遊びましょう。ふわふわドームの周りは砂になっています。小学生以下が対象。雨天時は中止です。
時間になると空気が抜けて最後にはぺちゃんこに。
ラベンダートンネル
さとらんど交流館と第6駐車場を結ぶラベンダートンネル。
ラベンダートンネルの橋名板。
炊事広場(バーベキューコーナー)
無料で利用できる炊事広場は、バーベキューなどの炊事が楽しめます。炉が組んである場所、ブロックで炉を組む場所など人数にあわせて利用可能です。尚、炭や網などの炊事用具や食材は、さとらんどセンター内の雪印パーラー売店で販売しています。夏期営業期間(4月29日~11月3日)の平日を含む毎日利用可能です。土日祝と7月26日~8月24日を除く、平日は50名以上の団体予約が可能です。
ふれあい牧場
放牧されているヤギや羊と柵越しにふれあうことができます。ヤギや羊にエサやり(有料)もできます。
ふれあい牧場のエサやりの看板。
スティック状になったえさ。長いのであげやすいです。
販売しているエサ以外は与えてはいけません。
ふれあい牧場の地図。
収穫体験
さとらんどで栽培した季節の野菜を自分の手で収穫することがてきます。栽培加工収穫体験もあり。
さとらんど交流館内にある当日可能な収穫体験。
その日の体験収穫は農場付近のホワイトボードでも確認可能です。
さつまいも収穫体験
秋に行われるさつまいもの収穫体験。土から掘り起こすさつまいもに子供もビックリ。
掘れば掘るほど出てくるさつまいも。
こんなに大きいサツマイモが沢山採れました。
丘珠縄文遺跡体験学習館
丘珠縄文遺跡体験学習館(おかだま縄文遺跡体験学習館)は、土器づくり、火おこしといった縄文体験活動や発掘調査の基礎整理(遺物の水洗い、土壌選別等)が体験学習できる2018年5月27日オープンの施設です。入場無料(一部体験活動のみ有料)。展示コーナー、休憩コーナー、屋根付き体験ヤード、トイレなどあり。
市民農園
さとらんどに広がる田園風景の中で、実際に子供と一緒に土に触れながら野菜を栽培して収穫する体験で学べる事も多い貸し農園。毎年3月に募集があり、4月29日から11月3日まで有料で利用可能です。
みのりの森
体験農園近くにある実りの森では、クリ、ヒメリンゴ、キイチゴ、グスベリなどの実のなる樹木を育てています。夏から秋にかけて実がなります。
ミルク館
サツラクミルクの郷にあるミルク館では、牛乳やプリン・ヨーグルトといった乳製品の製造工程を夏期営業期間(4月29日~11月3日)の毎日、牛乳製造工程説明ビデオ、検査室、牛乳充填室、ザート充填室、まきば館といった工場を自由に見学できます。
施設設備
広々としたさとらんど。
さとらんど案内図
さとらんどの園内図
さとらんど乗り物案内
さとらんど通り
さとらんど利用案内
さとらんどセンターのバリアフリートイレには、おむつ交換台があります。さとらんど交流館にもあり。
さとらんどセンター内には授乳室あり。さとらんど交流館には、個室鍵仕様の授乳室が3箇所。
さとらんどセンターには、湯沸室があります。
コインロッカー・手荷物預かり
さとらんどセンター内のコインロッカー(無料=使用後コイン返却式)
さとらんど交流館のコインロッカー(無料=使用後コイン返却式)
イベント・催し物
さとらんどはイベントが盛りだくさん。
- スプリングフェア
- さとの苗もの市
- いちごスイーツフェア
- アイスフェスタ
- さとの夏祭り
- さっぽろ花まつり
- さとの収穫祭
- たまねぎフェスタ
- パンプキンフェスタ
- 新米フェア
- さとのクリスマス
サッポロさとらんど概要
名称 | さっぽろさとらんど サッポロさとらんど |
住所 | ほっかいどう さっぽろし ひがしく おかだまちょう 北海道札幌市東区丘珠町584-2 |
電話番号 | 011-787-0223 (さとらんどセンター)
011-781-5871 (さとらんど交流館) |
URL | さとらんど公式サイト |
SNS | – |
営業時間 | さとらんど
SLバス
レンタサイクル
おもしろ自転車
馬車
引き馬
炊事広場
レストランはるにれ
ふわふわドーム
雪印パーラー
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定休日・休館日 | さとらんど
レストランはるにれ
雪印パーラー
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駐車場 | 1,800台(無料) |
交通アクセス・最寄り駅 | 【自動車】 道道112号伏古拓北通 JR「札幌駅」より車で25分(9.8km) 丘珠空港より車で9分(4.7km) 【バス】 地下鉄南北線「北34条駅」より中央バス東76番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 地下鉄東豊線「新道東駅」より中央バス東76番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 地下鉄東豊線「環状線東駅」より中央バス東61番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 |
料金 | 入場料無料
SLバス(1周)
レンタサイクル
おもしろ自転車
周遊馬車(1周)
引き馬(1周)
炊事広場
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備考 | – |
地図
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