農試公園(のうしこうえん)は、琴似発寒川河畔にあるオールシーズン楽しめる多目的運動公園です。遊具やプールもありで夏のイメージが強い農試公園ですが、冬になると多目的広場が圧雪広場となり、ソリ山とスキー山の2種類ある雪のスロープでは多くの子供がソリ滑りやスキーを楽しむ事ができます。他にも歩くスキー用のコースもあり。公園内に隣接しているツインキャップは、採暖室になっている他、トイレもあるので小さい子供連れでも安心です。
大小2つの雪のスロープと圧雪広場で雪遊び
雪のスロープ(大)
ツインキャップの横には雪のスロープがあります。広いので混み合う心配もなくスムーズに滑れます。ソリ山とスキー山の2種類あるスロープは、凸凹も少なくまっすぐ走れます。公園管理者の方の整備の努力が感じられます。
近くから見るとこんな感じ。
スロープの利用についての注意看板。
ソリ山(ソリスロープ)とスキー山(スキースロープ)が区分されているので安心です。
滑る部分と登る部分が赤いネットで仕切られているので安心です。
下から見るとこんな感じ。それなりの傾斜で、勢いよくソリ滑りが楽しめます。
上から見るとこんな感じ。
雪のスロープ・ソリ山(小)
小さい子供がソリやスキーで雪遊びする場合は、こちらがオススメ。
距離が短いので、1人でもスイスイ滑れます。
ミニスキーの練習も。
ヒップソリ(芝ソリ)
圧雪広場(多目的広場)
多目的広場として使われる場所は、冬になると圧雪広場に。
2つあるソリ山を含めても広いのでソリとぶつかる心配もありません。
スコップで雪穴掘りも思う残分できます。
ソリを忘れた場合や持参していない場合でもOK。ツインキャップ内アリーナ受付で1台100円でレンタルできます。貸出時間は9:00~15:00で、返却は16:00まです。
週末の土日や祝日に実施される「わいわいタイヤチューブ」。タイヤチューブをスノーモービルで引っ張ります。幼児から参加可能です。 ※写真の日付は過去のものです。
歩くスキーコース
1月上旬から3月中旬あたりまで開放される歩くスキーコース。農試公園内をぐるっと1周する2.2kmのコースです。コースカッターで定期的に整備されているので、利用者も多い。
1~13までコース案内板があります。
ツインキャップ内アリーナ受付では、ボード・ブーツ・ポールの用具一式の貸出(1セット200円)も行っています。ブーツは16.0cm~28.0cm、ボードは90cm~186cm、ポールは80cm~145cmとサイズが豊富にあります。
ノルディックウォーキングポールの貸し出しも実施。
ツインキャップ(採暖室・サンルーム)
農試公園のシンボルとも言える全天候型屋内スポーツ施設「ツインキャップ」には、「アリーナ」と「サンルーム」の2つのドームがあります。
サンルームは無料の休憩スペースになっており、太陽光が全体に注ぎこみ冷えた体も温まります。テーブル椅子席の他、靴を脱いでくつろげるスペースもあります。
採暖室。
採暖室入口。
採暖室の中。飲食禁止です。
毎年1月中旬に行われる「のうし冬祭り」の案内をはじめとして告知物が掲示されます。
最寄駅となるJR「琴似駅」の時刻表もあります。
ゴミ箱と手洗い場。
ツインキャップ内サンルームの自動販売機は5台。アイスとホットあり。
アイスクリームとカップ自動販売機。
コインロッカー(小:50円 大:100円)。
ツインキャップ(アリーナ)
ツインキャップ内のアリーナでは、冬でも土のグラウンド上で年間を通して様々なスポーツの場として使われるオールウェザーの運動施設です。天井は、テフロン膜(イメージとしては東京ドーム)が張られているので太陽光が注ぎ込みます。冬にはもちろん暖房も入ります。
ツインキャップのアリーナを利用するには、専用使用(貸切)と個人使用(種目別)の2つがあります。毎月の時間割が掲示されますので確認しましょう。 ※写真の日付は過去のものです。
アリーナ受付部分には、農試公園をはじめ札幌市内にある公園・体育館・競技場のパンフレットが置いてあります。
冬のイベントが沢山開催される農試公園
のうし冬まつり
毎年1月中旬に実施される「のうし冬まつり」。無料で参加できる「スノーキャンドルつくり」がオススメ。他にも干支凧作り、パステルアート、木工作体験、モザイクキャンドル作り(いずれも有料)などが実施されます。特に事前申込などは不要なので、直接公園に行くだけでOKです。 ※写真の日付は過去のものです。
スノーキャンドル作り
雪で簡単に作れるスノーキャンドルは、無料で参加できます。道具も公園で用意してくれますが、防寒手袋は用意必須です。点灯は夕方から。
干支の凧作り
のうし冬まつりの行事のひとつとして、ツインキャップ内サンルームで行われます。あらかじめ、用意してくれている凧に自分の好きな色をクレヨンで塗ってオリジナルの凧が作れます。
時間内であれば、好きな時間に来て制作開始できます。制作時間は20分前後といったところ。骨組みも自分でやりますが、教えてくれるので簡単にできます。凧ってこういう風に作れるんだと実感できます。
干支の凧作りのチケット。ツインキャップのサンルームで購入して参加することができます。
マイ凧を作ったら、外に出て空へあげてみましょう。
広い敷地ではありますが、凧揚げする際は周囲に十分に注意しましょう。ソリ山からはある程度離れたほうが無難です。10人くらい凧揚げしていましたが、特に問題ありませんでした。
風が強いと凧もあがるあがる。3歳くらいなら1人で凧揚げができます。
地元の生産者による野菜販売。
クリスマスリース作り
農試公園のツインキャップサンルームにて毎年12月に開催される人気のイベントで、公園で取れたどんぐりや松ぼっくりといった自然素材を使って作るナチュラルリースです。
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駐車場
農試公園の駐車場はツインキャップ付近にあります。
農試公園概要
名称 | のうしこうえん 農試公園 |
住所 | ほっかいどう さっぽろし にしく はちけん
北海道札幌市西区八軒5条西6丁目95-21 |
電話番号 | 011-615-3680(農試公園管理事務所) |
URL | http://www.sapporo-park.or.jp/noushi/ |
SNS | – |
営業時間 | – |
定休日・休館日 | – |
駐車場 | 125台(無料) 11月21日~4月19日 8:15~21:15 4月20日~11月20日 4:45~21:15 ※マイクロバス、大型バスの駐車は不可。 ※125台ありますが、運動施設のツインキャップ内アリーナがあるので週末や時間帯によっては混み合います。 |
駐輪場 | あり(無料) |
交通アクセス・最寄り駅 | 【自動車】 下手稲通 JR「札幌駅」より車で14分(5.0km) 【列車】 地下鉄東西線「琴似駅」より徒歩27分(2.3km) JR函館本線「琴似駅」より徒歩17分(1.4km) JR函館本線「発寒中央駅」より徒歩15分(1.2km) 【バス】 地下鉄東西線「琴似駅」または「宮の沢駅」から[琴40番 琴似八軒線 八軒5条1丁目経由]で「八軒6条西5丁目」バス停下車徒歩1分 |
料金 | 無料 |
備考 | – |
地図(Google Map)
動画(YouTube)
そり&スキースロープ
わいわいタイヤチューブ
※掲載情報は最新の情報と異なる場合がございます。必ず事前に公式情報をまたは現地へご確認の上ご利用下さい。