フォレストアドベンチャー恵庭(えにわ)は、北海道恵庭市西島松にあるルルマップ自然公園ふれらんど内の自然共生型アウトドアパークです。2018年4月28日にオープンしたパーク内では、樹上体験や空中散歩といった各アクティビティごとに達成感を味わいながら、雄大な北海道の大自然の中で大人も子供も一緒に楽しめます。
コースは、アドベンチャーコース、キャノピーコース、そして2018年7月に新設された身長90cm以上から参加できるキッズコースの3コース。大人も子供も幅広い年齢層に対応しているため家族みんなで楽しめます。
キャノピーコースを体験
まずは結論から、、、行って良かった。また行きたい!!
しかも、担当していただいたスタッフの方が丁寧で分かりやすく子供も大人も終始安心できました。この方で良かったし、また次回もこの方だったら良いなと感じました。
こちらがルルマップ自然公園ふれらんど内にあるフォレストアドベンチャー恵庭の出入口です。入場も退場もここのみ。せっかくなので記念写真も撮っておきましよう。
今回は、身長110cm以上であれば親子で一緒に挑戦できる「キャノピーコース」を体験させていただきました。3サイト23アクティビティを80分間遊び放題(安全講習含む)です。
キャノピーコースは、アドベンチャーコースと比べて、コースの高さや難易度が低く設計されています。利用条件も、身長110cm以上・体重130kg以下なので、子供も大人も幅広い年齢層に対応しているので家族みんなで充分に楽しめます。シンプルで扱いやすくわかりやすい安全器具を使用するので子供でも自然と簡単に覚えます。
参加する方の身長が110cm以上であれば、キッズコースよりもキャノピーコースの方がオススメです。
こちらが受付です。フォレストアドベンチャー恵庭に到着したらまずここへ。
キャノピーコースのハーネス着脱場。
他の参加者と一緒のスタートになるので時間厳守です。ハーネスの着脱はスタッフの方が全て行ってくれます。
プーリー。いわゆる滑車です。下に引きずると落ち葉など巻き込んでしまうので必ず手に持って移動します。ただ、体験中はビレイをセットするのでずっと持っているわけではありません。
プーリーの角度を変えるとこんな感じです。
キャノピーコースの「コンティニュービレイシステム」は、参加者がコースを登る前にプーリーを一度セットすると、ジップスライドで滑り降りるまで途切れることないので安心です。
プーリーは大きめですが片手で持てる重さです。
子供には無料で貸出のあるヘルメットがあります。ペツル(PETZL)のヘルメットでした。
キャノピーコースの安全講習を行う練習用コースです。
安全講習開始。プーリーの使い方の説明。どの部分を持つか、どう使うと危ないかなど身振り手振りで小さい子供に分かりやすい説明でした。こういう方が学校の先生だったら授業行くの楽しくなりそう。
コースを登る前にビレイへのプーリーのセット方法。
ワイヤー上のプーリー切り替えの方法や使用上の注意点の説明。
ジップスライド(ジップライン)の滑り降りる方法。キャノピーコースではすべてのサイトに、木の上から地上へ滑り降りるジップスライドがあります。フォレストアドベンチャーでの「サイト」とは、木に登ってから地上へ降りるまでの単位の事です。
安全講習では、参加者全員で最後に練習用コースにてジップスライドで滑り降りる練習します。また、誤って手をロープから離したり、足を滑らせて宙に浮いた場合には、どういう風に戻るかなど詳しく説明してくれます。
練習コース上でのプーリーの使い方もスムーズにできました。
おー、すごい。プーリーの操作は簡単で、私より子供の方がすぐに慣れていました。安全講習は参加人数にもよりますが10分ほどでした。
いざ、キャノピーコースのサイトへ出発。自然共生型アウトドアパークというだけあって、森林です。低いところで地上2m、高いところで15mほどの位置に設置された自然の立木にあるプラットフォームという木製の足場に登り、そこから別の木までアクティビティを体験しながら空中散歩をします。サイトの最後となる地上へはジップスライドで一気に滑り降ります。
アドベンチャーコースやキャノピーコースは同じ敷地内にありますが、各コースはそれぞれアクティビティが異なるので一緒になることはありません。
キャノピーコースには、サイトが3つあり、その中にアクティビティが合計23あります。サイト1→サイト2→サイト3という流れで、余った時間で好きなサイトに挑戦できます。私たちの場合は、サイト1・2・3と3つ終わった後に、サイト2を体験、そして若干時間があったのでサイト1を体験、合計5つのサイトを体験しました。参加できるサイトの数は、参加者の人数や構成、スムーズさによって体験できるサイト数は異なると思います。キャノピーコース内にはサイトの順路看板があるので迷う事はありません。
アクティビティごとに難易度の数字表記があります。ただ、一度サイトに入るとジップスライドで滑り降りるまでプーリーをはずせない仕組み(コンティニュービレイシステム)。アクティビティで自ら器具を操作して前へ前へと進んでいく楽しさが味わえます。1つずつ頑張って乗り越えていきましょう。
プーリーをセットしたら、スタッフの方は見守りのためコースの地上中央付近へ向かいます。ただ、コース内のいつでも声をかけれる場所にいるので安心です。ここから、私は高所恐怖症なので写真は少なめになります。
笑ってます。この笑いは最後まで続きました。
マルとバツ。震えて手元ブレる。
自分で考えながら渡ります。
私と違いなんか全然余裕のようです。
スタッフの方は参加者をしっかり見守ってくれています。
スタッフの方はコースの中央付近にいるので、どのコースのどのアクティビティにいても声は届きます。
ハーフフライングカーペット。
高さがありますね。
ロープをつかみながら進みます。万一、踏み外したりしても安全装置があるので安心です。
狭い狭い。
沢山のアクティビティがあります。ただ、これは狭い。
1本のワイヤーを渡ります。踏み外して宙に浮いても落ちることはありません。安全講習で教えてもらったとおり元に戻ればOK。
ロープを類い寄せながら前へ前へ。
スパイダーズウェブ。
サイトの最後はジップスライドへ挑戦。
しっかりとロープをにぎり。
ジップスライドで滑り降りてきました。
最後は木の葉の絨毯へダイブ。
アクティビティが沢山あるので写真を撮りきれませんでした。
緑が生い茂る森の中でのアスレチック体験は楽しい。
日差しが強い日でも木々が多いので直射日光が防げます。
特に雨の日は、サイトからサイトへ移動する際の階段の上り下りは注意しましょう。
なんだか果敢にチャレンジしていく後ろ姿を見ると強くなったなと。
フォレストアドベンチャーについて
フォレストアドベンチャーとは
フォレストアドベンチャーは、フランス語で「La foret de l’aventure」。直訳すると「冒険の森」。「La foret de l’aventure」を、カタカナで書くと「ラ・フォレッ・ドゥ・ラヴォンチュール」となりますが、発音の概念から日本国内ではわかりやすい英語での名称となっています。このフォレストアドベンチャーは、1997年にフランスのアヌシー郊外でアルタス社が開始したアウトドアパークの名前です。開始当初はスイスの企業研修用として生まれた施設でしたが、評判の良さから般開放されました。日本では北は北海道、南は沖縄まであり、世界で250か所以上の施設があります。
フォレストアドベンチャー恵庭について
フォレストアドベンチャー恵庭は、札幌市と新千歳空港のほぼ中間あたりに位置した北海道1号パークです。
フォレストアドベンチャー恵庭があるルルマップ自然公園ふれらんど内には、パークゴルフコース、デイキャンプ、ソフトクリーム工房、散策路などアクティビティも豊富です。
安全基準について
アクティビティ施設へ子供連れで一番気になるのは安全面です。日本においてはフォレストアドベンチャーをはじめ野外体験型施設に関しての安全基準がありません。フォレストアドベンチャーでは発祥の地であるヨーロッパの安全基準を採用しています。
日本では、2006年8月7日に富士山麓の標高1100mの森に第1号パーク「フォレストアドベンチャー・フジ」がオープンして以来、蓄積された安全管理や経験から、安全で楽しいアウトドアパークが運営されています。
フォレストアドベンチャー恵庭
コースの種類
コースの種類は、身長・体重などの利用条件、難易度、安全システムに合わせて設定されています。
アドベンチャーコース
森の特徴を生かしたダイナミックで難易度の高いコース。
キャノピーコース
安全性が高いシステムを利用することで、小さな子供でも利用できるコース。
キッズコース
低い位置に設置しながらも地形を利用したジップスライドも体験できるコース。
利用条件・年齢
アドベンチャーコース
小学4年生以上または身長140cm以上、体重130kg以下
※中学生以下は18才以上の保護者もしくは同等の資格を持つ方と一緒に参加。
※保護者1名につき子供3名まで同伴可能。
※高校生の場合は、保護者同伴は不要ですが、誓約書記入と地上からの付き添い必要。
キャノピーコース
身長110cm以上、体重130kg以下
※小学2年生までは保護者同伴が必要。
キッズコース
身長90cm以上から小学3年生まで
※保護者もしくは同等の資格を持つ方(18才以上)が誓約書記入と地上からの付き添い必要。
料金
フォレストアドベンチャー恵庭のコースは3種類。
- アドベンチャーコース(スタンダードプラン) 1名3,600円
- アドベンチャーコース(エキサイトプラン) 1名4,800円
- キャノピーコース 1名2,600円
- キッズコース 1名1,500円
アドベンチャーコースには通常のスタンダードプランに、高さ約10mのクライミングウォールからバンジージャンプの様に飛び降りるミノムシシュートの2アクティビティが加わるエキサイトプランがあり、こちらは当日追加可能だそうです。
コース数・アクティビティ数
コースの「サイト」は、木に登ってから地上へ降りるまでの単位のことを指します。
- アドベンチャーコース(スタンダードプラン) 5サイト/35アクティビティ
- アドベンチャーコース(エキサイトプラン) 6サイト/37アクティビティ
- キャノピーコース 3サイト/23アクティビティ
- キッズコース 3サイト/10アクティビティ
体験時間
- アドベンチャーコース 約120分
- キャノピーコース 約80分
- キッズコース 約45分
※安全講習含む
当日の主な流れ
- 受付・料金支払
- ハーネスをつける
- 安全講習(セーフティブリーフィング)
- コース体験
- ハーネスをはずす
- 終了
実際に体験してみて感じたこと
動画を見ると全体が想像できます。
フォレストアドベンチャーを利用する前にYouTubeの公式動画を見ておくと心の準備ができます。「子供にここ行ってみよう」と誘いやすくなります。
予約した方が無難。
参加する日や参加人数にもよりますが予約がオススメ。ただ、当日に空きがあればもちろん参加できます。インターネット予約が終了となる前日正午以降や当日の場合はまず電話で問い合わせし、空き状況を確認してみましょう。
衣服は汚れます。
フォレストアドベンチャーに利用する際、衣服は汚れます。万一、場合によっては破れることもあるかもしれません。汚れてもよい動きやすい服装で参加した方が無難です。スカートは不可。雨の日は特にウインドブレーカーがあると安心です。
スニーカ・運動靴で参加。
履き慣れたスニーカーや運動靴が必須です。ヒールや脱げやすい靴、サンダルは不可です。長靴も脱げやすいので避けましょう。特に雨天時など天候によって衣類や運動靴の替えがあると良さそうです。また、靴下は長めの方が良いでしょう。
軍手があると良さそう。
軍手を着用しないとケガをするということはないと思いますが、着用したほうが無難です。ただ、子供はすぐに脱いでいました。
雨の日でも充分に楽しめます。
私が参加させていただいた日は本降りではありませんでしたが小雨でした。事前の雨予報ということでレインコートを着用して参加。フォレストアドベンチャーは雨でも問題はないとのことでしたが、その通りでした。布製の服の場合、雨で衣類が重くなるのでレインコートはあった方がいいと思います。レインコートは、100円ショップで販売しているような長めのもので問題ありませんで。ただ、ハーネスをつける際に股の部分からレインコートめくれる形になるので、コートとズボンと上下別の方が良いかとは感じました。また、大雨、落雷、強風でない限り中止にはなりません。
雨の日用のレンタル・販売もあり。
急な天候変化により雨対策を用意してこなかったという場合もあると思います。フォレストアドベンチャー恵庭では、カッパ(レインコート)、軍手、着替え用のTシャツといった雨の日グッズの販売があります。また、靴やウェア上下のレンタルもあり、セット料金もあります。いずれもサイズは豊富にあるそうです。
小さい子供連れや自信がない場合は最後にスタートがオススメ。
どのコースも基本的に他の利用客と一緒に参加となります。初めてフォレストアドベンチャーを利用する場合をはじめ、子供連れやアスレチックに自信がない場合は、積極的に最後にスタートを切りましょう。ただ、スタッフの方は参加者のスタート順を事前に考慮してくれるので安心です。
アクティビティで前が詰まっても文句は言わない。
人によって得意不得意はありますし、これまでのアスレチックの経験数は異なります。また、時間帯、参加者の年齢や人数によって、アクティビティで前が詰まる場合もあると思います。前が進まない事に対しての文句は厳禁です。楽みながら体験しましょう。
安全講習があるので初めてでも安心。
ハーネスの着脱はスタッフの方が装備してくれるので覚える必要はありません。コースに出る前には練習用コースでの安全講習があるので安心です。丁寧に教えてくれますが、難しいものではありません。また、いざコースに出てから心配という場合もあるかと思いますが、コース内にはスタッフによる見守りがあるので問題ありません。
ハーネスの着脱はスタッフのみ。
ハーネスは利用者による着脱不可となっています。コース体験中にトイレなどの際には付近にいるスタッフに声を掛けて取り外し・取り付けをお願いしましょう。
髪は縛っておきましょう。
大人も子供も髪が長い場合はゴムなどで縛っておきましょう。汗をかきますし、コースやビレイに絡まないようになります。
虫除け対策は必須。
森林の中で行うアクティビティなので虫はいます。
支払いは現金のみ。
フォレストアドベンチャー恵庭では、支払いは先払いで現金のみです。
駐車場は無料。
フォレストアドベンチャー恵庭はルルマップ自然公園ふれらんど内にあり、園内どの駐車場に停めてもOK。
ヘルメットあり。
子供用ヘルメットの無料貸出があります。安全のために着用しましょう。サイズは豊富にありました。
ロッカーはありません。
コインロッカーはありません。貴重品はコースに持ち運ぶ必要がありますが、ハーネスを着用するため大きいリュックなどは持ち込めません。ただ、コースに持ち込み可能なショルダーバッグのようなものを貸出してくれます。残った手荷物は預けることは可能です。
更衣室は同じ園内にあるルルマップパークゴルフ場ロッジ内更衣室を利用可能。
自然の中のアクティビティは汗をかいたり、雨天時などは濡れます。フォレストアドベンチャー恵庭内には更衣室はありませんが、同パークがあるルルマップ自然公園ふれらんど内のパークゴルフ場ロッジ内にパークゴルフ場利用規約向けの更衣室があり無料で利用できます。
シャワーや温泉はありません。
フォレストアドベンチャー恵庭があるルルマップ自然公園ふれらんどにはシャワーや入浴施設はありません。恵庭市内で日帰り入浴できるのは、
えにわ温泉ほのか 車で12分ほど
https://www.yudokoro-honoka.jp/eniwa/
恵庭温泉ラフォーレ 車で16分ほど
などがあります。
ドリンクの販売があります。
受付でドリンクを販売しています。オリジナルグッズもありました。
有料レンタル品あり。
ウェアや靴のレンタル品があります。有料です。
トイレは施設内にあります。
施設概要
名称 | ふぉれすとあどべんちゃーえにわ フォレストアドベンチャー恵庭(フォレストアドベンチャー・恵庭) |
住所 | ほっかいどう えにわし にししままつ 北海道恵庭市西島松275 ルルマップ自然公園ふれらんど内 ※陸上自衛隊「島松駐屯地」隣接 |
電話番号 | 090-4057-4560 |
URL | フォレストアドベンチャー恵庭
http://fa-eniwa.foret-aventure.jp/ 恵庭るるまっぷ-ふれらんど自然公園 |
SNS | Twitter
|
営業時間 | 9:00~ |
定休日・休館日 | 冬季期間 |
駐車場 | あり(無料) |
交通アクセス・最寄り駅 | 【自動車】 道央自動車道「恵庭インターチェンジ」より車で15分 新千歳空港より車で30分(20.6km) JR「札幌駅」より車で43分(26.2km) 【列車】 JR千歳線「島松駅」より徒歩32分(2.5km) JR千歳線「恵み野駅」より徒歩40分(3.2km) |
備考 | – |
クーポン・割引券・口コミ
フォレストアドベンチャー恵庭|じゃらん遊び体験
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000196244/
アソビュー
https://www.asoview.com/base/152944/
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