家庭やオフィスで使用されるインクジェットプリンターの使い終わっインクカートリッジは、家電量販店や役所、郵便局などに設置されている無料回収ボックスへ持ち込みしたり、そのままゴミ箱へという方も多いと思います。ただ、純正のインクカートリッジの場合、使い終わった後に買取してもらえます。1本数十円が相場ですが、個数が集まるとそれなりの値段で買取してもらえるので、そのまま捨てるより断然お得です。
使用済みインクカートリッジの買取
使い切ったプリンターの純正インクカートリッジは、回収後にインクカートリッジに穴を開けインクを再補充して新たなインクカートリッジとして販売されます。プリンターメーカーから販売されている純正インクに対して、非純正インク、俗に汎用インクカートリッジと呼ばれています。その汎用インクカートリッジを販売するためには、純正インクカートリッジが必要となるので、買取の需要があります。
買取対象となるインクカートリッジ
プリンターメーカーから販売されている純正インクカートリッジが買取対象となります。特に新発売されたプリンターの使用済みの純正インクカートリッジは、汎用インクカートリッジの需要から1本あたり高値で買取してもらえます。ただ、買取・回収によって使用済みインクカートリッジが出回るようになっていくと買取価格が下がっていく傾向にあり、型式が古いプリンターのインクカートリッジは買取終了になっていきます。ただ、最近ではプリンターインクがプリンターの新旧問わず複数の適合機種があるため、以前に比べると買取期間が長い傾向にあります。
1本あたりの買取価格
プリンターインクにより異なりますが、1本あたりの買取価格は
10円~300円前後
が相場です。
販売台数が多いプリンターで使用されているインクカートリッジは高値で買取してもらえる傾向に。
また、買取に際しての20個や30個などの最低個数があります。
買取対象となる主なプリンターメーカー
- キャノン(CANON)
- エプソン(EPSON)
- ブラザー(Brother)
- リコー(RICOH)
- 日本ヒューレットパッカード(日本HP)
汎用インクカートリッジの需要
プリンターを販売しているメーカーでは、もちろん純正インクの購入を推進しています。これは、プリンター本体への悪影響やプリント品質の低下などプリンター本来の性能を発揮できないなどが理由に挙げられます。また、メーカー製以外のインクカートリッジ使用に起因した不具合や故障はメーカーの保証期間内であっても有料となる場合がほとんど。
ただ、プリンター本体が低価格になる一方、純正インクの価格は年々高値にの傾向。そのため、購入側としては少しでも安くという事から汎用インクの需要が高まっています。
無料回収ボックス
家電量販店では使用済みインクカートリッジの下取りサービスを行う店舗も。
主な使用済みプリンターインクカートリッジの買取業者
オフィネット
https://www.offinet.com/info/pointcamp/
ジットストア