丘珠縄文遺跡体験学習館は、サッポロさとらんど内の一角に2018年5月27日オープンする丘珠縄文遺跡を活用した体験活動や展示をとおし、札幌の縄文の魅力を体験学習できる体験学習館です。土器づくりや火おこしといった縄文体験活動をはじめ遺物の水洗い、土壌選別など発掘調査の基礎整理を行い、館内には遺跡の展示コーナー、休憩コーナー、屋根付き体験ヤードがあります。入場料金は無料(一部体験活動のみ有料)です。
今から約2300年前、当時の縄文時代の人たちがどのような生活をしていたかを遠い時代の文化・歴史を体験し、学びながら、札幌の縄文文化を体感できます。
丘珠縄文遺跡の出土品展示する「丘珠縄文遺跡展示室」もさとらんどセンター2階にオープンします。
縄文体験メニュー
いつでも体験できるメニュー(無料)
体験希望の方は体験学習館の受付へ。体験最終受付16:30。
火おこし体験
舞いきり式の火おこしを体験できます。
土器の接合復元体験(土器の3次元パズル)
遺跡からバラバラになって見つかった土器の接合・復元作業を体験できます。
事前申込みが必要なメニュー(有料)
チラシやホームページで参加者を募集(定員制)。2018年度は6月中頃以降に募集予定。
縄文土器づくり
土器は乾燥させ野焼きして完成となるため、すぐに持ち帰ることはできません。野焼きして完成した土器は、自分で引き取りに来ていただく必要があります。
縄文玉づくり
つくった作品はすぐに持ち帰ることができます。
主な設備
- 展示コーナー
- 休憩コーナー
- 屋根付き体験ヤード
主な機能
- 縄文体験活動(土器づくり、火おこし等)
- 発掘調査の基礎整理(遺物の水洗い、土壌選別等)を行う施設
館内設備
- トイレ
丘珠縄文遺跡とは
丘珠縄文遺跡は、サッポロさとらんどの造成に先立ち、1992~1993年に実施した試掘調査で発見され、現地の地下に保存されてきた、札幌市内でも有数の広がりをもつ約2,300年前の縄文時代晩期~続縄文時代の遺跡です。札幌の低地部に広がった環境に適応した人々の暮らしの原形を表し、縄文文化から後の文化へと続く札幌の歴史を示す代表的な遺跡の一つです。
札幌市内には541ヶ所の遺跡があり、うち縄文時代の遺跡は273ヶ所あります。サッポロさとらんどでは、丘珠縄文遺跡の他に、H317遺跡(続縄文・擦文時代)とH509遺跡(続縄文時代)が見つかっています。
丘珠縄文遺跡体験学習館概要
名称 | おかだまじょうもんいせきたいけんがくしゅうかん 丘珠縄文遺跡体験学習館 |
住所 | ほっかいどう さっぽろしひがしく おかだまちょう 北海道札幌市東区丘珠町584-2 札幌市農業体験交流施設サッポロさとらんど内 |
電話番号 | 011-512-5430(札幌市埋蔵文化財センター) |
URL | https://www.city.sapporo.jp/kankobunka/maibun/okadama_jomon_unei/taikengakusyuukan.html |
SNS | – |
営業時間 | 4月29日~11月3日 9:00~17:00 |
定休日・休館日 | 11月4日~4月28日 |
駐車場 | あり(無料) ※最寄り駐車場は第4駐車場 |
交通アクセス・最寄り駅 | 【自動車】 道道112号伏古拓北通 JR「札幌駅」より車で25分(9.8km) 【バス】 地下鉄南北線「北34条駅」より中央バス東76番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 地下鉄東豊線「新道東駅」より中央バス東76番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 地下鉄東豊線「環状線東駅」より中央バス東61番「中沼小学校通」行き、「丘珠高校前」バス停下車後、徒歩10分 |
料金 | 無料 ※一部体験活動のみ有料 |
備考 | – |
地図
※掲載情報は最新の情報と異なる場合がございます。必ず事前に公式情報をまたは現地へご確認の上ご利用下さい。