札幌市東区伏古1条2丁目にある伏古公園にて、札幌凧揚げ工房による正月・新春恒例「干支の連凧揚げ」が毎年1月2日10:00から揚げられます。別名、新春の連だこ揚げ。毎年変わる干支100枚の連凧は、お正月の恒例行事として毎年多くの人が集まり、テレビ局も毎年駆けつけます。また、毎年先着30名の子供に凧が配られて、連凧揚げが終了した後は配布された凧や持参した凧を挙げる子供の姿で賑わいます。
圧巻の100枚連凧。
伏古公園野球場と広場の境にある築山で揚げられます。伏古拓北通沿いにある野球場から築山に向かって揚げられるので、多くの人はこの築山で観覧されています。
吹流し(ふき流し・吹き流し)は垂れ下がったまま。
雪がちらつき、風も無風に近い状態で、凧揚げには不向きな天候でしたが無事開催されました。頑張る大人の姿、子供の眼にはきっと焼き付いているでしょうね。
連凧をどんどん伸ばしていきます。
100枚の干支凧。
連凧揚げが始まりました。この日は例年にない無風に近い天候のため、何度も何度も凧揚げにチャレンジする姿に感動しました。
傾斜のあるソリ山を連凧をひっぱりながら駆け上がる力は相当のものですね。
札幌凧の会代表、連だこの生みの親でもある田中光夫さんが走りながら力強く糸を引く姿には「頑張れ」という応援が公園に響きます。間近で見れる連凧揚げ、迫力あります。10月から連だこ作りが始まり年末までには完成。
無風に近い日に、凧が揚がるというのはやはりプロだなと感じました。
凧100枚で全長100メートルの連だこが札幌の空へ高く舞い上がり、訪れた見物客からは歓声、そして拍手が巻き起こります。
毎年何社ものテレビ局が集まり、夕方の北海道ニュースでは必ず「伏古公園の連凧」として報道されます。連凧揚げが終わると、各テレビ局では子供にインタビューしています。
毎年先着にて無料配布される手作り凧。
黄色い法被(はっぴ)を着た札幌凧の会の方が整理券を配ります。早めにソリ山となる高台に集まりましょう。
整理券が配布されます。
連凧を揚げる前に凧の配布が始まります。
いただいた凧。
連凧が揚がる前に、凧揚げ工房の方が、配布した凧に紐をつけてくれます。
凧に糸をつけてもらいました。
連凧と一緒に楽しみたい雪遊び。
伏古公園の築山は冬になるとソリ山に早変わり。
下から見るとこんな感じです。
角度のある傾斜と走行距離が眺めのソリ山で滑りがいがあります。ソリを持参して雪遊びましょう。
真っ白に降り積もった雪の上に寝転んで天使の羽を作ってみたり。
伏古公園について
北海道札幌市東区伏古1条2丁目
TEL:011-789-4361(伏古公園管理事務所)
駐車場あり
地図(GoogleMap)
アクセス
- 地下鉄東豊線「環状通東駅」から伏古札苗線[東68]又は伏古線[東67]乗車、「伏古2条3」下車徒歩3分
- 地下鉄南北線「北18条駅」から本町線[東62]乗車、「札幌小学校」下車徒歩3分
伏古公園の連凧動画
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