忘れ物は1日に何件も届き、その忘れ物に対して電話や窓口で問い合わせがあります。自分の忘れ物がどのようなものか、日時や乗車・下車した経緯、忘れ物をした場所をできる限り正確に伝えましょう。食品の場合は、劣化が早いため廃棄される場合が多いので早め問い合わせしましょう。忘れ物を問い合わせする際には事前に準備するとスムーズです。
忘れ物の問い合わせ時に聞かれる事
忘れ物の問い合わせをした際に下記の項目が聞かれる場合がほとんどです。忘れ物の電話問い合わせをする際にスムーズにするため、メモ書きしてから問い合わせしましょう。
- 忘れ物をした際の日時
- 忘れ物をした経路(利用区間や路線名)
- 忘れ物をした場所(後方座席など)
- 忘れ物をした物品の内容(色や特徴など)
忘れ物の問い合わせする際のポイント
忘れ物の問い合わせをする際に、物の特徴や色などを聞かれます。日頃から、持ち歩く物をスマートフォンや携帯電話のカメラなどで撮影しておくと、忘れ物の問い合わせをする際に非常にスムーズに進みますのでオススメです。
携帯電話・スマートフォン
- キャリア名(ドコモ・au・SoftBankなど)
- ストラップの有無
- 機種名または型番名
- 色や特徴
- 電話番号
- 形状(スマートフォン、折りたたみ式携帯電話など)
袋・バック・かばん
- 形状(手さげ、紙袋、手さげビニール袋、ビニール袋、手さげバック、ポーチ、リュックサックなど)
- 色や特徴
- 中に入っている物
傘
- 色や特徴
- 形状(折りたたみ式など)
財布
- 色や特徴
- 中に入っている物
定期券・パスケース
- 色や特徴
- 種類(磁気タイプ・定期など)
- 区間
- 購入した鉄道会社・駅
その他
- 品名
- 色や特徴
- 中に入っている物など
忘れ物の受取方法と本人確認
電話で問い合わせ、または保管している忘れ物センターに直接出向いて忘れ物があるかを確認します。忘れ物があった場合は受け取る際には、本人確認のために公的証明書(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)や印鑑(場合による)が必要となります。また、その際に忘れ物を受け取った証となる受領書に住所・氏名・電話番号などを記入することになります。
遠方の場合の忘れ物の場合
旅行や出張など遠方の電車やバスなどで忘れ物をした際に取りに行くのが困難な場合があります。物によっては自宅へ送付(着払いによる本人送料負担)してもらえる場合もあります。ただし、財布などの貴重品の場合は本人による指定の忘れ物保管場所で受け取る必要があります。
また、代理人による所定の委任状持参で代わりに受け取ってもらうことも可能なことも。その際は、代理人の印鑑と本人を証明するものが必要となります。
忘れ物の最大預かり期間は7日間
忘れ物の預かりは、遺失物法の法律により最大で7日間の保管です。ただし、この期間は会社によって異なりまが、期間終了後は最寄りの管轄の警察署に引き継がれますす。忘れ物をしてから一定期間が経過した場合は、都道府県警のホームページなどからと合わせしましょう。
北海道警察本部会計課 落とし物(遺失物)に関する手続き案内
https://www.police.pref.hokkaido.lg.jp/00ps/otoshimono/
北海道警察本部では、インターネット上で拾得物情報を公開しています。2日から7日程度で公表されます。落とし物の公表期間は、公告日から3ヶ月または6ヶ月経過するまで。大分類は26種類、小分類は99種類と細かに分かれています。
遺失物(落し物)の分類
- 現金
- かばん類
- 袋・封筒類
- 財布類
- カードケース類
- カメラ類
- 時計類
- めがね類
- 電気製品類
- 携帯電話類
- 貴金属類
- 趣味・娯楽用品類
- 証明書類・カード類
- 有価証券類
- 著作品類
- 手帳・文具類
- 書類・紙類
- 小包・箱類
- 衣類・履物類
- かさ類
- 鍵類
- 生活用品類
- 医療・化粧品類
- 食料品類
- 動植物類
- その他
遺失物(落し物)の詳細
- 種類
- 特徴(色など)
- 物品等(中に入っているものなど)
- 拾得日
- 保管満期日
- 拾得場所(落ちていた場所など)
- 問合せ先(警察署など)
- 問合せ電話番号
- 問合せ番号(問い合わせ時に伝える整理番号)