北海道の砂金掘り・砂金採りスポット一覧

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北海道の砂金掘り・砂金採りスポット一覧

北海道は知る人ぞ知る砂金大国で砂金が採れる川がいくつもあり、砂金掘りシーズンとなる6月上旬から9月下旬にかけて賑わいます。道内には日本隋一本格的な砂金掘りの体験場である浜頓別町のウソタンナイ砂金採掘公園をはじめ、ペーチャン川砂金堀体験場、カムイコタン公園にど道内各地に自然採掘場所が複数あり大人から子供まで砂金掘り師の気分で楽しむことができます。

採れる砂金の量はわずかでも、自分の手で砂の中からキラリと光る砂金を見つけた時の喜びは格別です。また、キャンプ場が併設している場所も多くアウトドア・レジャーとしても1日満喫できます。

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北海道で砂金掘り・砂金採り

東洋のクロンダイクと呼ばれているウソタンナイ川・ぺ-チャン川はをはじめ、産出量は減少したものの現在も天然の砂金が採掘できます。

砂金とは

砂金は、砂金を含んだ流域周辺の土砂に含まれた金鉱脈が大水の時に、河川下流の川岸まで流れ、川底の砂礫(されき)の間に沈殿して砂状に細粒化した自然金のこと。川で採れる砂金は混合物質、つまり純度100%の金ではありません。現在は何gも大量に採れるものではありませんが、砂金を通して北海道の自然体験できるのは魅力です。

砂金スポットは大きく分けて2種類

砂金掘りができる場所は、大きく分けて川などの自然採掘場所と砂金採り体験施設の2種類があります。多くの場合、採取した砂金を有料(入場料に含まれる場合あり)でストラップなどの専用容器にどに入れて記念に持ち帰りできる場合が多い。

自然採掘場所

一部の河川で採取できる砂金取り。いわゆる川堀で本格的な砂金採りが体験できます。北海道内では、浜頓別町、中頓別町、大樹町、深川市、夕張市、新十津町、様似町、今金町、福島町、南富良野町、小平町などの河川で自然採掘場所があります。

砂金採り体験施設

砂金採りを体験できる施設。いわゆる水槽掘りです。専用の水槽の砂の中から砂金を探す体験で、雨天時や河川増水時、手軽に砂金採りを体験したい場合にオススメです。

北海道の主な砂金採り・砂金掘りスポット

【浜頓別町】ウソタンナイ砂金採掘公園

名称だけでワクワクする浜頓別町(はまとんべつちょう)のウソタンナイ砂金採掘公園。毎年6月上旬~9月下旬にかけて、ゆり板とカッチャを使って砂金掘りができる日本隋一の本格的砂金掘り体験場です。砂金堀り体験は常駐のインストラクターがいてサポートしてくれるので初心者にとって心強い。実際に川に入ってゆり板とカッチャを使い本格的な砂金掘り体験ができる川掘りと、雨天時などでもOKの水槽の砂の中から砂金を探し出す水槽堀りがあります。砂金掘りに必要な道具のレンタルもある他、キャンプ場もあり。採れた砂金はストラップ(有料)にして持ち帰ることができます。8月にはウソタン砂金フェスティバルも開催。

北海道浜頓別町宇曽丹(はまとんべつちょう うそたん)

TEL:01634-2-2346

http://www.town.hamatonbetsu.hokkaido.jp/tourism/detail.php?content=245

【中頓別町】ペーチャン川砂金堀体験場

砂金発掘の地として有名な中頓別町(なかとんべつちょう)内を流れるペーチャン川では砂金を採取することができます。1988年にオープしたペーチャン川砂金堀体験場は、明治30年頃から中頓別周辺で盛んだった砂金掘りを体験できる施設で、砂金粒を採る器具ゴールドパンを使い、7月中旬から8月下旬まで子供も大人も砂金堀りが体験できます。また、毎年8月中旬には砂金まつりが開催されます。また、道の駅ピンネシリの入口前で砂金掘り体験ができます。ペーチャン川の砂金掘り場に行く前の練習にも最適です。

北海道中頓別町兵安(なかとんべつちょう へいあん)

TEL:01634-7-8510(道の駅ピンネシリ内中頓別観光協会)

http://www.town.nakatombetsu.hokkaido.jp/

【大樹町】カムイコタン公園

大樹町(たいきちょう)の日高山脈に水源がある歴舟川(れきふねかわ)沿いのカムイコタン公園で、毎年6月上旬~9月下旬にかけて行われている砂金掘り体験。インストラクターによる有料指導(3日前まで要予約)もあり。道の駅「コスモール大樹」物産販売コーナーにて、カッチャとゆり板といった砂金掘り道具のレンタル(有料)もあるほか、採取した砂金でしおり(1枚300円)が作成できます。また、砂金掘友の会のメンバーが実演指導を行う歴舟川砂金掘探訪会が毎年7月に開催されています。

カムイコタン公園 北海道大樹町尾田

道の駅コスモール大樹 北海道大樹町西本通98

TEL:01558-6-2114(大樹町役場企画商工課内大樹町観光協会事務局)

http://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/shoko/gold_rush.html

北海道の砂金掘りイベント一覧

浜頓別町ウソタン砂金フェスティバル 8月中旬

中頓別町砂金まつり 8月中旬

大樹町歴舟川砂金掘探訪会 7月中旬または下旬

砂金掘り・砂金採りについて

砂金掘り・砂金採りの方法

カッチャや鍬などで砂を掘り起こして、パンニング皿の中で砂や小石などを洗いながら砂金を選別します。時間はかかりますが、初めての人や子供でも砂金採りの体験をしながら採取できるので人気です。ただ、取れる量はごく少量なので体験として実感しながら楽しみたいものです。上流に行けば砂金が沢山あるわけではなく、しっかりと時間をかけて探してみましょう。

砂金掘り・砂金採りに必要な道具

砂金採りに必要な道具は、日本古来の砂金掘り伝統道具である揺り板(ゆりいた)やカッチャをはじめ、パンニング皿、シャベル、バケツ、カッチャ、保存容器(カメラのフィルムケースやガラスの小瓶など)など。ただ、多くの砂金スポットでは有料または無料にてレンタルしている場合が多ので手ぶらでOK。ただ、サンダルや長靴、水に濡れても良い格好で臨みましょう。長時間の砂金掘りでは、簡易型な小さな折りたたみ椅子があると楽です。

砂金が採れやすいポイント

岩盤の近くや大きな岩の下など。インストラクターがいる砂金スポットでは、砂金が溜まりやすいポイントも教えてくれるのでオススメです。

砂金掘り・砂金採りで注意したい事

平地の天気が良くても河川増水などで体験できない場合がありますので、必ず体験したい場合は事前に問い合わせするのが無難です。また、現地のルールを確認してマナーを守って楽しみましょう。また、平地の天候が良くても、河川の水位が変わり急に増水したり濁ったりする事がありますので、すぐに川から離れましょう。

砂金採り大会・砂金掘り大会も。

2002年には浜頓別町のクッチャロ湖畔特設会場で「世界砂金掘り浜頓別大会」が開催されました。また、道外では岐阜県高山市の「飛騨高山砂金採り選手権大会」、静岡県伊豆市の「土肥金山砂金採り大会」、山梨県身延町の「甲斐黄金村湯之奥金山博物館砂金掘り大会」といった砂金採り大会が行われています。

砂金グルメ・砂金土産

黄金色のときめき

中頓別町の「宮崎商会」が販売する夢いっぱいの缶詰に砂金が入った砂金缶詰。

砂金ようかん(砂金羊羹)

中頓別町の菓子屋「とらや」の金箔を練りこんだ羊かん。上川地方産小豆「しゅまり」、道産ビート糖を仕様。

砂金物語

同じく中頓別町「とらや」の全国菓子博全菓博会長賞受賞の金箔を散りばめて焼き上げたパイ饅頭。

ゴールドタウン

中頓別町にある「すずや菓子店」のキラキラ輝く金箔がのったブッセ。

砂金ラーメン

中頓別町の道の駅ピンネシリ(漢字で書くと敏音知)で販売されている砂金の町中頓別をイメージして作られた金箔入り塩味の黒麺ラーメン。竹炭黒麺がなんともインパクトあります。

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