札幌市東区のモエレ沼公園のガラスのピラミッドて開催された今年で9回目となる、ものづくり体験会「モエレクラフト」に参加させていただきました。モエレ沼公園のスタッフが公園内で集めた落ち葉や木の実を使い工作体験できるというイベントです。
モエレクラフトとは
モエレ沼公園のガラスのピラミッドの1階アトリウムで開催される「モエレクラフト」。
毎年、11月第1土曜日に開催される制作イベントで先着50名まで要予約。料金は中学生以上500円、小学生以下300円で、材料費や保険料も含んでいます。道具の持参は必要なく手ぶらですが、子供連れの場合はエプロンや着替えがあると良さそうです。基本的に何を作ってもOKという自由さがとても楽しい時間となりました。
幼児連れの家族も参加している他、1人で参加されている常連の方も多くられました。また、テーブルや材料付近にサポートしてくださるスタッフの方がいらっしゃるので、初めてでも安心(かと言ってべったりではないので非常に作りやすい環境)です。
モエレクラフトのフライヤー。
参加した際につけるバッジ。
道具完備・材料豊富のモエレクラフト。
グルーガン、木工用ボンド、はさみ、ペンチと道具はすべてテーブルに揃っています。
基本的に制作は早く乾いてパーツごとすぐ接着できる「グルーガン」を使用して木の実や落ち葉を接着します木工用ボンドはありますがすぐに乾かないのであまり使っている方は見ませんでした。グルーガンは1人1台ありました。
グルーガンは、樹脂できたスティックを熱で溶かして使う接着道具で速乾性があります。コンセントを入れるとすぐに熱くなります。幼児だと使用に不安があると思いますが、どこが熱く、どこを持ったら大丈夫かを伝えれば大丈夫(我が家は4歳になったばかりの頃にデビューしました)です。赤いレバーを握ればすぐにグルスティックが溶けてのりがでてくるので簡単です。先端は特に高温なので火傷をしたら悩まず、案内所横にある洗面所へゴー。ためらうと白くぷっくりします。
また、参加させていただいて一番驚いたのが、木の実や葉っぱが豊富に数多くあること。どの材料費も基本的になくなるということがないほどの量でした。モエレ沼公園スタッフの方の日頃の材料集めには感謝です。
松ぼっくり。
形や色、種類が豊富です。
金色と銀色に色付けされた松ぼっくりは早い時間帯になくなりましたが、使わなかった分を参加者が戻してくれましたので、私も使わせていただきました。ありがとうございます。
どんぐりも沢山。小さいどんぐりから、大きなどんぐり、枝についたどんぐりもあります。
どうぐりの帽子、いわゆる殻斗(かくと)だけのもあります。
どんぐりの他にも木の実も豊富。
樹皮もあります。
丸太を輪切りにしたものも小さいものから大きいものまでサイズも様々。
自然らしさがいいですね。
案外使う小枝。
後述しますが、長さを揃えたい場合など太いものはキレイにカットもしてくれます。
葉っぱ。グルーガンで使用した際の接着部分の目隠しにも使えます。秋を感じさせる紅葉にいろづいた葉っぱも。
他にもどんぐりに顔を書いたり、日付を入れたりできます。ポスカは水性なので幼児でも安心ですね。左上に見える白いトレーは、木の実などの材料を入れる際に使います。紐もあります。
こちらのリース台はリースづくりに使います。
リース台は形も数も豊富です。なくなるということはありません。
リース作りの材料。クリスマス用としてのリース作りにも困りません。
一角にある木工場では、大きさをカットしてくれたり削ってくれたりしてくれます。
どんなものを作ろうか見本があるので悩まず作りやすい。
こういった自分で好きなように好きなものを作るイベントは、案外難しかったりしますよね。ただ、このモエレクラフトは、見本が多く展示しているので、こんなのを作りたい、作ってみたいと大人も子供もイメージがつきやすいのが特徴です。
細かい芸術作品が多数。
大きめなものまで見本がずらり。
リースの見本。
リースその2。
リースその3。他にも沢山、リースひとつにしてもいくつも形があります。
過去にモエレクラフトに参加された方の作品集もあります。
きれいにまとめられたファイルには沢山の作品がずらり。
実際に制作してみました。
実際に材料を手に取り、どんな風に作ろうか考えます。創造性豊かな子どもたち。親は口出しせずに見守っておきましょう。
小枝ひとつにしても、角度がありますから悩みます。
乗っけてみたり、くっつけてみたり。
グルーガンを使って、木の実や葉っぱなどくっつけていきます。
ビーズもあります。
思い思いに飾り付けしていきます。
自分で考え、自分で作る、子供の発想力はすごいなと感じました。
娘に多くのアドバイスをもらい、沢山手伝ってもらい、私もなんとか作りました。一応、ブランコです。木の実や葉っぱで作る制作体験は、クリスマスリース作り以外で初めてでしたが、親子で何かを作るというものはなんともいいものです。
毎年参加していますが、年々完成品が家の中を明るくしてくれます。
公式サイト
イベント|モエレ沼公園