馬主来自然公園(パシクル自然公園)は、国道38号沿いの釧路市音別町と白糠町の町境に位置するパシクル沼を有する自然公園。パシクル沼、パシクル湖畔の海岸線、周辺の緑、色の調和が美しい音別八景のひとつ。パシクル湖畔キャンプ場もあり、夏場には波打ち際で水遊びをする家族連れも。
パシクルの由来
昔、この島を支配していた神様が舟に乗って各地を見廻っておりました。
この沼に来たところ濃霧を吐く魔神が、海上一面海霧で包んでしまいました。舟を岸につけることが出来ず困っていると、霧の中から烏(カラス)の鳴き声がしました。その声を頼って舟を寄せたところ、無事に岸に着けることができました。
それ以来、ここを烏(パシクル)と言うようになったそうです。
パシクル湖畔
パシクル湖畔キャンプ場を有するパシクル湖畔。
夏季は緑地帯にキャンパーらが訪れてテントを張ります。
キャンプ用の炊事場。
パシクル湖畔の海岸線へと続く道。
美しい夕日が太平洋に沈んでいきます。
家族連れが波打ち際で水遊びをする姿も見られます。打ち寄せられる流木も。
海釣りする釣り人の姿も。
パシクル沼
アイヌ語で「パシリックル」「陸地の影を見つける」という意味をもつ名のパシクル沼(馬主来沼)。パシクル川の水が河口で荒波にせき止められ満水になると自然に太平洋に流れ出る珍しい沼で、夏には沼の水が引いて海とつながった時のシジミ採り、冬にはわかさぎ釣りの場所としても有名です。
こちらは馬主来橋をはさんだ太平洋側です。
フンペリムセ発祥地付近の高台からのパシクル沼。
太平洋側には沢山の流木があります。
馬主来橋
馬主来橋(パシュクル)は、国道38号沿い(釧路国道)の音別町と白糠町の町境にあります。
パシュクル(pashukuru)の標識。
馬主来橋付近にあるボートハウス。
フンペリムセ発祥地
史跡「フンペリムセ発祥地」のモニュメント。
こちらは白糠町和天別側となります。
冬期間通行止めの標識。
パシクルの飲食店
食事もできるカニ専門店「かにのミフネ」。
駐車場からすぐの場所にあります。
馬主来自然公園概要
名称 | ぱしくるしぜんこうえん 馬主来自然公園(パシクル自然公園) |
住所 | ほっかいどう くしろし おんべつちょうなかおんべつ ちのみだい 北海道釧路市音別町中音別チノミ台 ほっかいどう しらぬかちょう わてんべつ 北海道白糠町和天別 |
電話番号 | 01547-2-2171(白糠町役場) |
URL | https://www.town.shiranuka.lg.jp/section/keizai/qvum4j000000092y.html |
SNS | – |
営業時間 | – |
定休日・休館日 | – |
駐車場 | あり(無料) |
交通アクセス・最寄り駅 | 【自動車】 JR「釧路駅」より車で47分(37.4km) JR「白糠駅」より車で9分(8.0km) JR「音別駅」より車で7分(6.9km) |
料金 | 無料 |
備考 | ※パシクル沼は車両の乗り入れが禁止されています。 |
地図
ライブカメラ
パシクル湖畔|釧路市防災カメラ
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