住居の契約更新時は固定費削減の絶好の機会。
家賃交渉は入居時だけに行うものではありません。北海道の場合はたいてい2年に1度、アパートやマンションの契約更新が多いと思います。この契約更新の前に家賃交渉を実践しましょう。家賃交渉により、家賃が数千円安くできれば、次回の更新までの固定費節約効果は大きいものとなります。
周辺の家賃相場を知って家賃交渉
入居してから数年、または築年数の経過年数が長いアパートやマンションの場合は家賃交渉で家賃値下げが見込める場合もあります。「物件が古くなってきていている」、「周りに新築物件が立ってきている」、「入居した時に比べて近くのスーパーやコンビニが閉店した」など、交渉内容も様々です。
まずは、契約更新前に日にちの余裕をもって不動産会社に連絡してみましょう。大家などのアパートやマンションの物件保有者に不動産会社が相談してくれるでしょう。貸し手も、入居者が立ち退くと次の入居者が入るまでにはなかなか苦労がつきものなので、交渉に応じてくれる場合もあります。ただ、冬から春のシーズンにかけての契約更新の場合は、不動産会社も多忙期に入るため、余裕をもって連絡しましょう。
近隣のアパートやマンションの相場をチェック
入居時に契約した家賃も、年数が経過すると住んでいる周辺も変わってきます。また、新しいマンションやアパートが建ったりすると、家賃相場も大きく変動します。契約更新の前には、周辺の相場をインターネットや賃貸雑誌などを活用して、周辺の相場をチェックしましょう。
また、同じマンションやアパートで空きが出た場合は、不動産会社や大家が空室を埋めるため入居者募集の告知を窓への張り紙などで行います。そんな時は、その部屋の家賃を知る絶好の機会となります。空室の家賃を不動産会社に問い合わせしたり、賃貸雑誌で確認するなどして、自分の今住んでいる家賃をかけ離れていないかを確認しましょう。大きな開きがある場合は、交渉の余地が十分にあります。