未使用テレホンカードはNTT固定電話の通話料金支払いで有効活用

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未使用テレホンカードはNTT固定電話の通話料金支払い

公衆電話ボックスは、携帯電話の普及により今では主要駅や市街地の大通、市役所、空港、ホテルなどになり、全盛期は100万台近くあったものが、現在はNTT東日本・NTT西日本合わせて20万台を切り、設置数も徐々に減少傾向にあります。

そんな使わなくなった不要な未使用テレホンカードは、NTTの116に申込して専用申込書に記入して、送付(送料NTT負担)するだけで、NTTの電話料金請求書のうち、通話料部分に充当する事ができます。基本料金には充当できませんが、固定電話からの通話料は携帯電話と比べると割安ですので、充当させて使わなく眠っているテレホンカードで得しましょう。売るより断然お得です。

金券ショップに買取依頼しても50度数は100円~150円程度のテレホンカード。自宅に固定電話がないという方も多いと思いますが、実家などにある固定電話の通話料に充当するという使い道もひとつです。

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テレホンカードの通話料支払充当の例

未使用テレホンカード50度数が10枚ある場合

  • 50度数が10枚なので、通話料5,000円相当に充当されます。
  • 取扱手数料500円(50円×10枚)が電話料金請求書にて初回一括請求となります。尚、送付したテレホンカードと相殺する事はできません。つまり、仮に最初に50度数100枚送付すると、5,000円の手数料が毎月の電話料金請求書に記載されるので、その月の請求は取扱手数料が上乗せされるので請求料金は多くなるという具合です。
  • 月の通話料が650円の場合は、その通話料がテレホンカード5,000円分から充当されます。残りの4,350円は翌月以降に充当されます。

金券ショップやオークションで格安購入し通話料へ充当した場合

  • 仮に未使用テレホンカード50度数を1枚250円で5枚購入した場合、2,500円分のテレホンカードを1,250円、つまり半額で購入できます。
  • 取扱手数料は1枚50円なので、5枚の場合は250円となります。
  • テレホンカード額面総額の2,500円分から
    テレホンカード50度数購入費用の250円×5枚 1,250円
    取扱手数料(5枚×50円) 250円
    の合計1,500円を差し引いた1,000円がお得になるという計算です。

テレホンカードを送付する際の送料や申し込みする際の通話料が不要ですので、実質負担するのは取扱手数料のみ。金券ショップでは、50度数テレホンカードは200円~350円が相場、オークションでは、150円~300円が相場です。カード表面の傷など状態の良し悪しや絵柄を問わなければ、更に格安で購入できます。

テレホンカードによる通話料支払充当の概要

対象のテレホンカード

  • 未使用のテレホンカード(50度数、105度数)
    ※105度数は1,000円分に充当されます。5度数分は対象外です。

対象外のテレホンカード

  • 交換期間(有効期限後5年間)を経過したICテレホンカード
  • 高額磁気テレホンカード(300度数や320度数、500度数、540度数など)
  • 使用途中のテレホンカード

対象電話回線

  • 加入電話
  • ISDN
  • ひかり電話
  • ひかり電話オフィスタイプ

対象料金

請求書に計上される、NTT東日本とNTTコミュニケーションズの下記の通話料金。

  • ダイヤル通話料
  • INS通話料
  • ひかり電話通話料
  • ひかり電話オフィスタイプ通話料
  • 携帯電話・PHSへの通話料
  • 国際通話料(ひかり電話回線のみ)

◯…対象 ×…対象外

テレホンカードによる通話料支払充当

※1 請求書上に計上されるNTTコミュニケーションズの通話料。

※2 ひかり電話料金プランの月額基本料(ひかり電話Aエース)は1,020円、基本プラン、もっと安心プラン、安心プランは500円)は充当対象外となります。

取扱手数料

  • 磁気テレホンカード 1枚につき50円(税抜)
  • ICテレホンカード 1枚につき100円(税抜)

※取扱手数料は、電話料金請求書にて初回一括請求となります。

※取扱い手数料は、送付したテレホンカードとの相殺は不可。

郵送費用

郵送受付に係る特定記録郵便の郵送費用については、NTT東日本負担です。

手続き方法

  1. テレホンカードを準備。
  2. テレホンカードによる通話料金支払いの申込を116に連絡。
  3. 「通話料支払充当申込用紙」を印刷し、必要事項(氏名・住所・電話番号・連絡先・送付するテレホンカードの枚数)を記入する。
    https://www.ntt-east.co.jp/ptd/pdf/jyutoumoushikomi.pdf (PDF)
  4. 「封筒貼付用用紙」を印刷し、封筒または小包に貼付する。
    https://www.ntt-east.co.jp/ptd/pdf/futochofu.pdf (PDF)
  5. 最寄りの郵便局窓口より「特定記録郵便」で郵送する。
  6. NTT東日本で受付処理。
  7. 通話料預り証が届く。
  8. 通話料が請求書に充当。

申込先・問い合わせ先

固定電話から

局番なしの116

携帯電話・PHSから

0120-116000

受付時間 9:00~17:00(年末年始を除き土日祝も営業)

要点とまとめ

  • 未使用テレホンカード1枚からOK。
  • 申込先受付番号はフリーダイヤルなので通話料金が不要。
  • テレホンカードを送付する際の送料はNTT負担。
  • 充当しきれなかった残金は翌月以降に充当(繰越)され続ける。期限なし。
  • 実質、取扱手数料のみで利用できる。

NTT東日本の通話料金

固定電話から固定電話への通話料金

https://web116.jp/phone/fare/k_to_k.html

固定電話からIP電話(050番号)への通話料金

https://web116.jp/phone/fare/k_to_ip.html

固定電話から携帯電話への通話料金

https://web116.jp/shop/benri/0036/0036_02.html

公衆電話の通話料金

https://www.ntt-east.co.jp/ptd/contents/mag_public_charge.html

注意事項

利用電話回線によりダイヤル通話料金の支払充当できない場合があります。申込時には116にお問い合わせ下さい。

公衆電話関連サイト

公衆電話インフォメーション|NTT東日本

https://www.ntt-east.co.jp/ptd/

公衆電話インフォメーション|NTT西日本

https://www.ntt-west.co.jp/ptd/index.html

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