銀行では顧客に保管向けの貸金庫を提供しています。その貸金庫に顧客が預けるものも様々。実印、預金通帳、保険証書といった重要書類をはじめ、金やプラチナ、骨董品などの貴重品類、写真や手紙といった思い出の品々と預けるものは人それぞれです。もちろん、行員が中身を見るという事はありません。
マイナンバーが施行され、自宅や会社で重要書類や貴重品類を保管するための金庫を購入されたという個人や法人の方が目立つようですが、それに伴って、銀行では貸金庫の需要が増加傾向にあります。また 銀行の貸金庫は強い耐震性と耐火性という面から、地震・火災・洪水などの災害対策や、盗難などセキュリティ・防犯対策としても近年需要が増加しています。
重要書類や貴重品などの保管専用の貸金庫
貸金庫へ預けれるもの
重要書類
- 預金通帳
- 預金証書
- 契約証書
- 権利証
- 有価証券(手形、小切手、公社債券など)
- 遺言書
- 保険証書
- 印鑑
貴重品類
- 金・プラチナなどの貴金属
- 骨董品
- 宝飾品
- その他
写真アルバム
- 手紙
- 日記
- 記念品
※現金は保管できません
※危険物や破損・変質のおそれがあるものは保管できません。
料金・価格
貸金庫の種類やサイズにより異なりますが、年間で1万円~3万円前後が相場です。
種類・タイプ
- 全自動型(貸金庫カードで貸金庫専用ブースに入室し貸金庫が自動的に搬入されるタイプ)
- 半自動型(貸金庫カードで入室・退室し、貸金庫室で格納物件の出し入れを行うタイプ)
- 手動型(店頭で貸金庫開閉票に記入し、行員立会いのもと貸金庫室内設置の貸金庫棚にある自分専用の貸金庫に預けるタイプ)
- 簡易貸金庫型
- セーフティーケース型
※銀行や各支店により貸金庫の種類が異なります。
契約期間
一般的に半年または1年単位
利用条件
貸金庫がある銀行・信用金庫・信用組合の預金口座などの保有。また、貸金庫の契約には一定の条件及び審査があります。
契約時に必要となるもの
- 印鑑(届印・貸金庫印)
- 本人確認書類(運転免許証・保険証・パスポートなど)
利用時間
原則として金融機関の営業時間内ですが、全自動タイプの貸金庫は、土日祝などの週末や平日の営業時間外など利用できる場合があります。
北海道内で貸金庫がある銀行・信用金庫・信用組合の一覧
銀行
北海道銀行
https://www.hokkaidobank.co.jp/convenience/kinko/
北洋銀行
三井住友銀行
https://www.smbc.co.jp/kojin/kinko/
みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/kinko/index.html
りそな銀行
https://www.resonabank.co.jp/kojin/kashikinko/
信用金庫
北海道信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/hokkaido/
渡島信用金庫
https://www.shinkin.co.jp/oshima/item05/33.html
道南うみ街信用金庫
https://www.d-umishin.co.jp/service/
大地みらい信用金庫
https://www.oitamirai.co.jp/private/otherservices/safedepositbox/
北見信用金庫
http://www.shinkin.co.jp/kitami/info/cashbox.html
信用組合
北央信用組合
https://www.hokuoh.shinkumi.jp/personal/service/kashi_kinko/
釧路信用組合