サケのふるさと千歳水族館では、毎年3月1日~5月31日までの毎日11:00~と14:00~の1日2回「千歳川サケの稚魚放流体験」を実施しています。入館者対象としたイベントで、予約不要で誰でも参加できます。また、放流体験に参加すると「サケ稚魚放流体験記念カード」が必ずもらえます。
サケ稚魚放流体験について
実施期間
毎年3月1日~5月31日の毎日
放流時間
個人 11:00~、14:00~
団体 10:00~16:00
※団体のみ事前予約必要
対象者
千歳水族館の当日の入館者
体験料金
無料
参加特典
放流体験に参加すると「サケ稚魚放流体験」の記念カードがもらえます。裏面には解説もあり。カードは5種類ありコンプリートすると、千歳水族館からオリジナルグッズをプレゼントもあり。
千歳水族館のサケ稚魚放流体験レポート
サケの稚魚放流体験の会場となる「サケのふるさと千歳水族館」。サケの仲間や北海道の淡水魚を中心とした世界各地の様々な淡水生物を観察することができます。こちらで入館料を支払いまずは入館します。
放流体験は11:00~、14:00~の計2回。入館するとエントランス付近にいるスタッフの方が、放流体験会場の列に案内してくれます。また、放流体験時には水族館の外に出るため、再入場できるようにブラックライトで光る再入場スタンプを手の甲に押してくれます。時間になると案内と誘導があり学習室に移動します。放流するサケの稚魚がいます。
放流前に学習室にて館長による「サケの一生」の解説があります。
スライドを使用しているので子供も興味津々。
子供に分かりやすいテンポの良い解説です。これから千歳川に放流するサケの稚魚は、千歳川を下り、日本海、オホーツク海、北太平洋、アラスカ湾などで過ごした後、放流してから3年後に千歳川に回帰します。
川にはカワアイサやニジマスといったサケの天敵がいて、3年という長旅を終えて無事に千歳川に帰ってくるのは100匹に1匹。厳しい旅ですね。
解説が終わるとサケの稚魚を放流する千歳川まで向かいます。
千歳水族館のスタッフの方からサケの稚魚が入ったカップをもらいます。
1つのカップにサケの稚魚2匹が入っています。
サケの稚魚は昨年9月に排卵し11月にふ化したものです。体長は約4cmほど。
自分だけのサケの稚魚。もう愛着がわきますよね。
サケの稚魚を水路に流します。
千歳川から世界の海を3年という長い時をかけて戻って来る事をただただ願うばかり。子供にとっては貴重な体験となったようです。
「千歳川を忘れないでね」の文字。
放流したサケの稚魚たちは水路をとおり千歳川へと向かいます。
放流後は自由解散となります。千歳水族館に戻って見学したり、千歳川散策へ。
サケのふるさと千歳水族館について
サケのふるさと千歳水族館
北海道千歳市花園2丁目312 [地図]
TEL:0123-42-3001